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本の紹介

『LOVE コピーアート・グラフィックス』 小原 有月

最近購入した本のなかから面白かったものをご紹介。(古本のご紹介です)

『LOVE コピーアート・グラフィックス』 小原 有月【1989/09/25】

コピー機でつくられたビジュアルアートを紹介している本です。

コピーアートとはコピー機(複写機)を利用した現代美術の一つで、たとえばコピー機でスキャニング中に被写体をズルッと動かしたり、コピーをひたすら繰り返して故意に画像を荒らしたり、コピー機のカバー(ふた)の開け方を微調整して不思議な色合いを出したり・・・などで作り出すビジュアルアートのことです。
MacやPhotoshopなどのテクノロジーが今ほど発達してなかった20年くらい前に流行った技法でもあります。
ただ今見てもこの不思議な表現(写真とデザインと印刷の中間のような表現?)はなんともいえない面白さがあり、ぜひどこかで応用・活用したいものです。
本書は単純なアートワーク紹介だけでなく、コピーアートの各技法解説から掲載されているコピーアートの作り方までが取り上げられていてなかなか参考になります。

 

ちなみに最近のものだとレイバンのCMがうまくこのコピーアートの表現を使って話題になりました。

モデル達をコピー機で直接スキャンし、325枚の画像をつなげストップモーションにしたようです。
コピーアートって結構暗いイメージのものになりがちなのですがコレは明るい(しかも今風な)イメージに仕上がっていて驚きました。

メイキングもなかなか面白いです。
http://www.flickr.com/photos/photocopyromance

 

下記は試しにこの本の帯をコピーアートしてみました。

う〜ん、意外と難しい。しかも案の定おどろおどろしくなってしまった。

 

『LOVE コピーアート・グラフィックス』 小原 有月 (著)