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デザインと広告、WEBサイト制作の実績・事例

情報価値を高めた新世代のWebサイト制作【株式会社昭文社】

「明るく、ワクワクする」WEBサイトへ

MAPPLEブランドを展開する昭文社のWEBサイトは、2011年7月に大幅にリニューアルしました。前の昭文社のサイトは、2006年に作られたもの。「紙からデジタル」へ、事業方針が大きく転換した時で、特に法人営業の受注窓口になることを意識して作られました。営業支援ツールという意味では、ひとまず成功したサイトだったと思います。

その後、旅の情報ガイド「ことりっぷ」が人気化したり、カーナビ製品やスマートフォンのアプリといったコンシューマ向けのデジタルコンテンツ・サービスが充実し、販売が拡大してくると、B to Bだけの自社サイトでは訴求力が足りないと感じました。リニューアルのきっかけになったのは、2010年の「昭文社・創業50周年」。これを期に企業ブランドの見直しとCIに取り組み、「明るく、ワクワクする」MAPPLEのブランドイメージをしっかりお伝えできるWEBサイトづくりを目指しました。

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深みと裏付けが一番しっかりしている

サイトのリニューアルにあたっては、アートアンドサイエンスを含め、数社でコンペを実施。最も優れた提案をいただいたので、今回選ばせていただきました。参加企業にはシステム開発に強い会社や運用・サポート面に特長がある会社など様々でしたが、正直どこの会社に依頼してもそれなりのものはできあがってくるだろうと思いました。企画提案には、通常どんなサイトを作るかの前に、どうあるべきかという“前置き”があるものですが、アートアンドサイエンスが良かったのは、前置きが一番長かったこと(笑) こちらがオリエンテーションで伝えたことが十分に咀嚼され、当社の課題を理解してくれた提案だと感じました。非常に深みや裏付けがしっかりしており、オリジナルな考えが入っている点が、他社に比べてずば抜けて良かったと思います。

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情報価値を意識したサイト構築

今回のリニューアルにあたって、アートアンドサイエンスが強く主張したことは「トリプルメディア」を意識したサイト構築を行うというものでした。自社サイトとは、顧客とのコミュニケーションを構築するメディアであり、そのリニューアルともなれば、いかに魅力的に、商品やサービスを告知するかという側面が強調されるものと思います。しかし、ソーシャルメディアが一般に浸透している現在、自社メディアと従来の広告メディア以外に、SNSやブログといった「アーンド(EARNED=信頼を得る)メディア」も意識する必要があるというお話しでした。個人のTwitterやFacebookに「MAPPLEの話題」を登場させるには、人々の関心を取り込めるよう、自社サイトの情報価値を高く設定する必要があります。そのひとつの解として、サイト・トップページの「サイネージ」機能と「コラム」機能の提案がありました。

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独自「コラム」でコミュニケーションを促進

今回提案いただいた企画に「コラムの連載」と「SNS連携」があります。いずれの提案もこちらの想定を超えたもので非常に可能性を感じました。「コラム」は、MAPPLEの編集チーム、営業チームおよび関係の深いお店や企業の方が登場する読み物コーナーのことで、鮮度の高い情報を同時並行的に自社サイトから発信していくものです。特にB to C向け「コラム」では、編集者のおもしろい体験談や商品の利用法など、一般ユーザーが興味を持って読めるよう、アレンジして伝えています。「コラム」については、自社でも制作できる体制が十分あるのですが、手前ミソにならないようアートアンドサイエンスに依頼。地道に毎月更新するので少々大変ですが、質の高い取材活動をしていただいて助かっています。

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Webサイト運営のトータルなアドバイス

SNSとの連携については、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの普及で、MAPPLEブランドに触れる機会が多様化してきている現状に対応するため、アートアンドサイエンスにいろいろ相談したり、アドバイスをいただきました。サイトにアプリケーション機能を埋め込むだけに終わらず、ECサイトへ誘導するという、プロモーション活動として確実に着地させるお話しでした。「ツーリングMAPPLE」や「ことりっぷ」など、MAPPLE商品は以前から自然発生的にTwitterで取り上げられており、こうした「人の会話にのぼる」ことがプロモーションでも重要だという認識はありました。コラムや商品リリースなどの情報を提供し、多くの方につぶやいていただき、その内容に興味を持った方がMAPPLEサイトにコネクトしていくという、ECサイトのソーシャル化でいい循環を生み出したいと思っています。

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「らしさ」を作り込むデザインの力

WEBのデザインについては、当初サンプルとしていただいたデザイン案を検討して、再提案いただきました。当社のこだわりとしては「良くある感じに見えない」」こと。昭文社のロゴを取り替えても通用してしまうサイトではなく、強いオリジナリティを感じるものにしたかったのです。というのも今回のリニューアルのねらいはB to Cにあり、一般ユーザーの興味を引くユニークなサイトでなかれば意味がないと思っていたからです。とはいえ、他のB to Bサイトや企業紹介サイトともバランスを取らなくてはなりません、こちらの要求水準はどんどん高度になっていきましたが、デザインに強い会社を選定したと思っていたので、こちらの思いを率直にお伝えしました。再提案いただいたデザインが今回のサイトです。人物やモノの写真を切り抜いて、動きのあるデザインにしたり、文字の配色をリズミカルに表現したり、ノート風のケイ線を巧みに活かしたりと、地図とガイド情報の出版社らしい本当にいいサイトになりました。

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人と商品とブランドをひたすら見つめる

アートアンドサイエンスとは企画・開発だけでなく、サイト運営もサポートしてもらっています。やはりWEBサイト成功のカギは、サイト公開後の運営が重要だと思っています。技術的なサポートだけでなく、アクセス数やリピート回数を上げる“仕掛け部分”の効果を期待し、「コラム」制作をはじめ、コンテンツへ誘導する「サイネージ」の更新まで、一貫して委託しています。

今後も昭文社は、新刊や新たなービスを多く登場させます。B to Cサイトという“お伝えする土台”ができたことで、自社メディアを活用したコミュニケーションがますます広がっていくでしょう。短期的な効果を求めているわけではないので、長期でじっくり、ただひたすら真面目に、人と商品とブランドを見つめながらサイトの充実を図っていきます。アートアンドサイエンスには、これからもユニークな提案と協力体制を期待しています。

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Client:株式会社昭文社


URL:http://www.mapple.co.jp/


Interviewee:鶴岡優子(経営戦略室 コミュニケーショングループ)


Service:コーポレートWebサイト、ポータルWebサイト、CMS開発・構築、Webコンサルティング


【株式会社昭文社】1960年の創業以来半世紀以上にわたり信頼あるサービスを提供する地図とガイドブックのリーディングカンパニー。道路地図(スーパーマップルなど)と旅行ガイドブック(まっぷるなど)では圧倒的なシェアを誇る。ことりっぷ、山と高原地図、震災時帰宅支援マップなどユニークでオリジナリティあるシリーズにも定評がある。また法人向けサービスにおいては、デジタルソリューション、アプリ開発、ナビゲーションシステムの構築まで幅広いサービス展開を行っている。