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『堂島リバービエンナーレ2013』@ 堂島リバーフォーラム【展覧会紹介】

小規模だけど粒ぞろいの注目の芸術祭『堂島リバービエンナーレ2013』

 

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この夏注目の芸術祭、堂島リバービエンナーレ2013に行ってきました。場所は大阪・堂島川のほとりに建つ堂島リバーフォーラム。2009年、2011年に続き3回目となる本展では、その場所柄にちなみ「Little Water」というテーマで国内外から28名・39の作品が出展されています。アーティスティック・ディレクターを務めたルディ・ツェン氏が「自然におけるもっとも基本的要素である水の複雑性と多様性、詩的な美しさを表現し、水のもつユニークな価値を再認識する事ができます」とコンセプトに記しているとおり、水をモチーフにした質の高い作品群が集められていました。

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多種多様な作品が、ユニークな仕切りによってゆるやかにつながる会場風景。

絵画や写真、映像、彫刻、インスタレーションなど、作品の形態はいろいろで、生や死、農業、宗教、環境など、作品における水の価値の在り方もさまざま。「Little Water」という明確なテーマ・コンセプトがあって、しかもそれが人の生活や歴史に欠かせないものであることが(かつ作家・作品のセレクトに幅がありつつもテーマからブレていない素晴らしいセレクトであったことが)、作者の意図を読み解いたり想像したりするおもしろさを、(いわゆる現代アートというものに不慣れな人に対しても)たっぷりと与えてくれているようにも思いました。

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左:ヴォルフガング・ライプ『通路 – インサイド、ダウンサイド』 右:八木良太『vinyl』

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左:杉本博司『華厳滝図』 右:ウィリアム・ケントリッジ『潮汐表』(アニメーション)

左:ダグ・エイケン『肉体』 右:スーメイ・ツェ『三賢者』

左:ダグ・エイケン『肉体』 右:スーメイ・ツェ『三賢者』

芸術祭としての規模は決して大きくありませんが、じっくりと作品と向き合っていると、あっという間に2時間、3時間と経ってしまう濃密さ。堂島川のほとりという場と、水というテーマを掲げたキュレーションの力が見事に結びついた、とてもよい展示でした。会期は残すところあとわずかですが、夏休みのお出かけ先をお探しの方にぜひオススメです。

会場風景

会場風景

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『堂島リバービエンナーレ2013』

会期:7月20日(土)~8月18日(日)会期中無休
開館時間:11:00~19:00(入館18:30まで)
入場料:一般1,000円/高校・大学700円/小学・中学生500円
会場:堂島リバーフォーラム
主催:堂島リバーフォーラム
企画・制作:堂島リバーフォーラム
特別協賛:大和ハウス工業株式会社
協賛:サントリーホールディングス株式会社/株式会社ECC/NTT西日本/コクヨ株式会社
株式会社ヤマノ アンド アソシエイツ/アートコーポレーション株式会社/株式会社久我
後援:大阪府/大阪市/一般社団法人 関西経済同友会/大阪商工会議所/公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
大阪日華親善協会/関西日本香港協会/朝日放送株式会社/FM 802/FM COCOLO
協力:在日ルクセンブルク大公国大使館 /クィンテセンシャリー・ジャパン株式会社
株式会社ナイルスコミュニケーションズ/ヒルトン大阪/京阪電気鉄道株式会社
株式会社阪急コミュニケーションズ/シャープ株式会社/NECディスプレイソリューションズ株式会社
株式会社ハートス/中華民國文化部/NOIZ ARCHITECTS/TKG Foundation for Arts and Culture
URL:http://www.dojimariver.com/topics/biennale2013.html
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