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広告やデザイン、クリエイティブの情報コラム

本の紹介

『世界のペーパーステーショナリー I Love Stationery』 シャーロット・リバース

7月20に下北沢にオープンした「本屋B&B」に行ってきました。

名前のとおり本屋さんですが、まずはカウンターで飲み物を注文。
それから好きな席に座って、ゆっくり本を読めます。

まるで「図書館+カフェ」みたいな本屋さんです。
こじんまりして、隠れ家みたいな素敵な場所でした。

本屋B&B」の本のセレクトは、ブック・コーディネーターの内沼晋太郎さん
B&Bスタッフ曰く、“「無駄」たっぷりのセレクト”らしいのですが、
私にとっては「まったく無駄のない」こだわりのセレクトで、欲しい本ばかり…。

そんな厳選された本の中から、「世界のペーパーステーショナリー」という本を見つけました。

今年1月に発売されたシャーロット・リバースさん(Charlotte Rivers)の著書「I Love Stationery」の日本語版です。
(8月25日にグラフィック社から発売)

日本では「Stationery」と聞くとペンなどの「文房具」をイメージしますが、
この本で言う「Stationery」はグリーティングカード、絵はがき、封筒、カレンダーや手帳など
アナログな技法で手作りされた紙製品全般のことを指します。
日本語版ではわかりやすく「ペーパーステーショナリー」としているんですね。

(Pinterestで「Stationery」と検索してみると…)

そんな「ペーパーステーショナリー」を作る世界中のクリエイターさんやスタジオを
印刷や加工方法などのテクニック別にカテゴライズし、
作品とともに紹介しているのがこの本です。

写真を眺めているだけでもとても楽しいのですが…
ハンドメイド感たっぷりの作品たちを見ていると、
「自分でも出来るかも?」「やってみたい!」と夢が広がってきます。

ハンドドローイング、活版印刷、スクリーン印刷、版画、デジタルイラストレーション、カリグラフィー、ペーパーカッティング、そしてそれらを組み合わせたコラージュ、さらにはソーイングまで!
様々な技法ががまとめられていて、それぞれに必要な道具や画材についても丁寧に説明されています。
書籍の最後では「参考資料」として「おすすめショップリスト」も紹介されていますので、
ステーショナリー作りに挑戦したいひとだけでなく、世界のペーパーステーショナリーを手に入れたいひとにもおすすめの一冊です。

それから、「最近コンピューターに向かってばかり」なクリエイターさんにも
インスピレーションを与えてくれる一冊、だと思います。

デザイン・広告業界でもPhotoshopやIllustratorが当たり前の現在ですが、
まだまだ世界中には、こんなにもたくさんのステーショナリーアーティストがいるんだなぁ…と驚かされます。
(もちろんデジタルな技術とコラボした作品もたくさん紹介されていますよ!)

掲載クリエイター一覧ページはWEBサイトのURLと共にリスト化されていますので、
気になるクリエイターさんやスタジオのWEBサイトへ遊びに行けば、さらに世界が広がりそうですね。